二人の掴んだ最高到達点
先日の日本アカデミー賞の表彰式があった
そして今回の最大のトピックはかの二人
最優秀主演男優賞に輝いた横浜流星と
最優秀監督賞に選ばれた藤井道人監督の
長年にわたりタッグを組んだ男二人の
描いた夢物語の最高到達点を掴んだのだ
まさに体育会系のノリで挑んだ
スポーツの表彰台的な輝きさえあった
彼らの描く世界線は現代社会の底辺を這う
若者たちの足掻く悲惨な現状だ
私見を述べるなら昭和の青春映画の
真逆の青春群像劇にも見えるのだ
でも一昔前なら選考の対象に選ばれるのか
あやしいところだがこの彼らの偉業が
日本映画の新しい価値観を生むのではと
私は密かに期待しているのだ
少なくともレコ大よりはまだまだ
正当な評価を受けた結果ではないのか？
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