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愛と絶望の果て

ポエム
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最後に掛ける愛の言霊

ひねくれ者の僕が君に求婚するのは
耐え難い苦しみと痛みを伴う

でも君は子供のような微笑みを浮かべ
キャンディを貰う少女のように
静かに僕の愛の言葉を待っている

僕が生きて来た鉛色の空に
銀色の虹がかかるような荒んだ人生と

君が生きて来た絵にかいたような
貧乏で不幸な家庭で育ってきた人生が
曼荼羅模様のように絡み合うとき

愛とも憎しみにも似たこの感情は
そのエネルギーの発露を求めて暴発する

次の快速電車に共に飛び込もうか
それともあのメルヘンチックなラブホの
屋上から共に飛び立とうかとか

とりとめの無い会話の中で僕は
絶望のリングを君にはめるのだった

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