台風一過の夢の跡
今年も24時間テレビが始まった
一時期私はこの企画を批判したりしてきた
だが今はチャリティーと言う概念を外すと
そこそこ楽しめるコンテンツとして
私はソファに寝ながら観察しているところだ
不謹慎と言われそうだがこれがテレビの
本質的な鑑賞の仕方だと思うのだ
そもそもチャリティーと前面に出すから
世界中から叩かれる訳でいっそのこと
パラみたいに障碍者の啓蒙番組として
視聴すればいいドキュメントになるのだ
おまけに被災地や災害地をめぐるから
リアルな惨状をアピールできる
だから募金は全てユニセフや赤十字に
直接リンクすれば着服も無くなる
ある芸人が貧乏人から貧乏人のマネロンに
過ぎないと言っていたが私はこれは
募金することによって得られる充足感と
善意のマウントを狙った狡猾な
プロパガンダ番組と言う側面と理解した
そして令和の時代は募金人口も減り
視聴者は暇な高齢者かアイドル目当ての
Z世代が推しに課金する現実を見るたびに
この番組の本質を確信するのだ
コメント