今日を無駄に生きる彼へ
INTPが目覚めた
官能的な悪夢を抜け出して
今日も不毛な一日を生きるために
それはまるで一枚のスライスチーズを
ミルフィーユのような階層状に
重ねたような歪な彼の人生のようだ
それはまるで腐った油が放つ悪臭に
群がる小蝿達の一生のように
なんて惨めで愚かなる一生だろう
果たして彼にそれを認識する能力を
与えたもう神様の何たる悪戯だろう
そして彼はその事実を噛み締めながら
身を捩りながら今日を生きるのだ
この圧倒的な不条理の中で
そうして今日もINTPの
静かな一日が始まる
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