才能と喉はかつお節
その昔々あいみょんという
チャーミングな歌うたいが居たそうな
そしてデビューから少し経ってから
マリーゴールドという歌がバズって
大変な人気者になったそうな
それと時を同じくして髭男という
バンドと共にほとんど休む事なく
黙々と馬車馬のように働いたそうな
そして彼らの評価が上がると共に確実に
コロナ禍の日本を鼓舞するように
そのライフを削りながら歌ったそうな
しかしその時はある日突然訪れた
まるでコロナが癒えて行く時を同じく
その力は急激に弱っていったそうな
彼女のアイディアは枯渇してしまい
彼の喉は悲鳴を上げて壊れたそうな
そして彼女は最後の力を振り絞って
阪神甲子園球場で弾き語りをしたそうな
裸の心とさよならの今日にとこの歌が
彼女のコロナ禍への餞別になる事だろう
さてこの話が嘘か真かは彼らのファンが
否、世間やマスコミや時代が示す事だろう
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